アルカラス、マッチポイント2本を凌ぎフリッツ撃破 パリ初の4強入り
パリでアルカラスはフリッツ相手に敗戦まであと2ポイントに迫られたが、6-7、7-5、6-3で逆転勝ち。室内マスターズ1000で初のベスト4に進んだ。

マッチポイントを2本握られながら、カルロス・アルカラスは活路を見出した。2026年11月6日(金)、スペインの24歳ではなく22歳の彼は、テイラー・フリッツを6-7、7-5、6-3で破り、パリ・マスターズで初めて準決勝に進んだ。
何があった?
試合は2時間強。第1セットは長いタイブレークにもつれ、両者が3本ずつセットポイントを握った。世界ランク3位のアルカラスは、最後にフォアハンドのアンフォーストエラーで落とした。
第2セットでもフリッツ(世界12位)はアルカラスのサービスを攻め続け、5-3で最初のマッチポイントを握った。
そこで大会屈指の一打が出る。アルカラスはハーフボレーに対しクロスへのドロップショットで応じ、マッチポイントを凌いで5-4とした。フリッツはそのショットに笑うしかなかった。
アルカラスは5-4で2本目のマッチポイントも凌ぎ、米国選手のアンフォーストエラーからブレークバック。フリッツはファーストサーブが入らなくなり、セットを明け渡した。第3セットは一方的で、グランドスラム7回優勝のアルカラスはマッチポイント1本で締めた。
なぜ重要?
ムルシア出身の22歳にとって、パリは優しい街ではなかった。2021年にこの室内大会へ初出場して以来、準々決勝より先に進んだことはない。昨年はヤニック・シナーが優勝し、アルカラスは早期敗退だった。
この結果は、トリノで行われるATPファイナルズ(11月15日〜22日、上位8人によるシーズン最終戦)の争いも変えた。シナーがケガで欠場する中、フリッツは準決勝進出でレース(年間ポイントランキング)9位で最後の出場権を持つスペインのラファエル・ホダルを逆転する必要があった。フリッツの敗退で彼は圏外、ホダルは出場が決まった。
次は?
アルカラスは11月7日(土)に登場する。相手は、ノルウェーのキャスパー・ルード(23位)とポルトガルのラッキールーザー、ヌーノ・ボルヘス(49位)による準々決勝の勝者だ。
ラッキールーザーとは、予選で敗れたものの、他の選手の棄権で本戦に入った選手のこと。アルカラスにとってパリ優勝はもう一つのチェック項目になる。準決勝は、まだ埋まっていなかった項目だった。
ストーリーの流れ
パリ・マスターズ2026のアルカラス · 3件の動き
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